ならし保育
保育所や幼稚園に初めて入ると、子どもは、保護者と離れて過ごすことに戸惑うものです。また、知らない空間で、集団で過ごすといった環境の変化についていくのも大変です。そのため、子どもが保育所や幼稚園での生活に慣れることを目的に行われる保育が「ならし保育」です。具体的には、保育時間を通常よりも短くしたり、母親と一緒に保育室で過ごしたりするなどの方法があります。
乳児保育
保育所で1歳未満の児童に対して行う保育のことです。1969年度から乳児保育指定保育所(乳児が3人以上入所し、乳児室、ほふく室など一定の設備がある保育所)を指定するかたちで実施されてきましたが、1998年度に保育士配置の基準を改正し、どこの保育所でも乳児保育を実施できるようになりました。保育士配置基準は、乳児3人に対し保育士1人以上とされています。
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