運動能力が飛躍的に発達する時期です
子どもたちには一人一人の個性があります。2歳になると発育・発達の面での個人差がさらに大きくなります。しかし、2歳児として共通する発育・発達の特徴があります。ママは2歳児特有の成長を理解しながら、子どもとの接し方を工夫しましょう。
2歳児の大きな特徴は、運動能力が飛躍的に発達することです。走る、飛び降りる、手を使わずに階段を上り降りする、両足で跳ねる、ボールを蹴る、つま先で立つなど、足を使った運動能力が目立って発達します。
階段を上る時に、上の段に手をついたり、手摺りにつかまって上っていたのが、手を使わずに足だけで上ることができるようになります。降りる時も、手摺りにつかまらずに降りる子も出てきます。低い段の上から両足をそろえてポンと跳び降りる子もいます。
平らなところならほとんど転ばずに走れるようになりますし、両足でピョンと飛び上がったり、つま先立ちをする子もいます。転ばずに上手にボールを蹴ることができる子も出てきます。
しかし、階段を上る時は手を離せても、降りる時には手摺りにつかまって慎重に降りる子どもがいます。友達が段から飛ぶのを横目で見ながら、どうしようかな?とためらっている子どももいます。ママはよその子と比較するのではなく、「うちの子」が、昨日から今日へ、今日から明日へと、一歩また一歩と成長している姿を見つめてあげてください。
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運動能力が発達して、ボール蹴りや
つま先立ちなどができる子も。 |