自分でやりたい欲求を認めてあげましょう
ママの手をふりきって、自分で靴を履きたがり、靴に足を入れると、今度はマジックテープを自分で止めたがります。パンツを履かせようとすると、ママの手から逃げて走りまわった後で、自分でパンツを履こうとしたりします。この他にもいろいろな場面で何でも自分でやりたがるようになります。
ママがしてやろうとすると、いちいち「イヤ!」という子どもが増えてきます。2歳になると、身のまわりのことを「自分でしたい欲求」が強く出てくるのです。自発性を育て、自立心を育む大切なチャンスですから、自分でやりたい欲求を認めてあげましょう。
でも、実際のテクニックはまだ未熟なので、ママはちょっと手助けしてあげます。パンツをはきたがる時は、床において「はいてごらん」と声をかけたり、自分でタンスからパンツを出してくる時は、前側にアップリケなどで目印をつけておくと、前後の区別ができますネ。上手にはけたら「よくできたね」とほめてあげましょう。片方に両足を突っ込んでしまった時など、「ダメね、だからママがしてあげるって言ったでしょ!」などと声を荒げるのはマイナスです。
自分でしたいという欲求が満たされ、「できた」という自信がつくと子どもの学習意欲はもっと高まります。このような経験を積むことで、チャレンジ精神旺盛な自立心のある子どもへと成長していきます。
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パンツを自分ではきたがれば、 やらせてみましょう。
上手くできたらほめるのを忘れずに。
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