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父親のための育児雑誌『dads』



<ダッズ/雑誌データ>
『ダッズ』創刊号(2000年6月/7月号)
『dads』Premiere Issue
(Volume 1, Number1, June/July 2000)
ダッズ・メディア社発行(ニューヨーク)
2ドル99セント 隔月発行
関連ウェブサイト
http://www.edads.com
子育てに積極的なアメリカの父親たち

 私は近所にあるワシントン・スクエアと呼ばれる公園をよく散歩するが、お天気の良い土日には、ベビーカーを押し、幼児用の椅子付きのリュックを背負うお父さんをよく見かける。
 日本でも子育てに協力的な父親が増えたと聞くが、アメリカでは父親の子育ては当然のこと。幼稚園や学校への送り迎えは、たいてい父親の役目。子供を抱っこするのも腕力のある父親の仕事だ。



父親のための子育て雑誌が誕生
『dads』誌

 今年の6月、『dads』という新雑誌が創刊された。仕事と同様に子育てにエネルギーを注ぎ、良い父親になることをテーマにした父親のための雑誌だ。現代の父親の役割は、自分の父とは異なり、妻である母親ともちがうため、彼らのための雑誌が生まれるのは自然なことだったと編集長はいう。母親中心の子育て雑誌が主流のなか、斬新な切り口が評価され、新聞などでもちょっとした話題となった。

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<宮家あゆみ プロフィール>

ニューヨーク大学大学院卒。アメリカの洋書と雑誌の紹介雑誌『アメリカン・ブックジャム』(http://www.bookmall.co.jp/abj/)副編集長。ライター。翻訳者。訳書に『腐ったアルミニウム』(DHC刊)、『インターネットの恋』(インプレス刊)などがある。ニューヨーク在住。
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