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「食育」ってなんだろう
   
目次へ 1 .「幼児期からの食育」
1−1 朝食を摂る習慣をつけよう
30分前に起こして、食べやすい朝食の工夫
   体温は、寝ている間に下がり、目覚めると上がって活動の準備を整えます。体温が上がるために必要な時間は、子どもでは大人よりも長く、20分ほどかかるといわれています。ですから、朝食30分くらい前には起きていることが理想です。さわやかな目覚めのためには、毎日決まった時間に朝の光を取り入れ、季節によっては、朝の外気を取り入れる工夫も必要です。
 朝食は、基礎代謝を高め、体温や血糖値を上昇させ、脳の働きを活発にさせます。つまり、人間が午前中に動く・考える・集中するために必要なエネルギーは、朝食から摂ることになるのです。
 子どもが家族の誰かと一緒に朝食を食べたり、一緒に準備したりすることも大切ですから、大人はそのために、時間を合わせる努力をしてあげてください。
 しかし、無理をすることはありません。時間のない朝は、簡単で食べやすい朝食を工夫してみましょう。ごはんと実だくさんの味噌汁、前日に作り置きしたサンドイッチと牛乳、シリアルと果物に牛乳をかけて……。手を抜いて食べやすく工夫することも、長続きするコツです。
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目次へ 1−2 おやつも小さな食事です
おやつの与え方、おやつのお手伝い
   子どもの成長には、おやつも欠かせません。おやつは、「栄養の補給」「水分の補給」「食べる楽しみ」という大切な役割をもっています。子どもにとってのおやつは、小さな食事と考えましょう。
 おやつの与え方も大切です。毎日、量と時間を決め、必ずお茶などの飲み物と一緒に与えるようにしましょう。ただし、夕食後におやつを摂ることが習慣化している場合には、改める必要があります。また、おやつを、ものごとの駆け引きに使ったり、お菓子でごまかしたりすることはやめましょう。車や電車の中で与えることも好ましくありません。
 おやつの時間の楽しいおしゃべりも大切なものです。お母さんも、おしゃべりすると、なんだかむしゃくしゃしたり落ち込んでいたりすることが解消するでしょう。おやつは心の栄養にもなるのです。
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目次へ 1−3 旬のもので味覚を育てよう
薄味、ジャム作りなど一緒に楽しむ
   自然の摂理にしたがってのびのび育った作物は、味がよく、栄養素もたくさん含まれています。今は、一年中あらゆる食材が店頭に並んでいますが、是非、旬のものを選んで食べたいものです。
 季節感ある献立を考えてみましょう。例えば、春には竹の子づくし、夏にはきゅうりやトマトの丸かじり、秋にはさんまの焼き物やきのこづくし、冬にはほうれんそうや白菜をたっぷり使った鍋物など。その季節ならではの食材がもつパワーを存分に味わいましょう。素材そのものの味がわかるように薄味に調理すれば、子どもの味覚も磨かれていくでしょう。
 また、旬の食材は量も多く出回るので、いちごやりんごのジャム作り、魚の天日干し、佃煮作りなどを楽しむこともできます。いも堀りやぶどう狩りなどに出かけて、旬の時期ならではの行事も楽しみましょう。
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目次へ 1−4 食材に興味を持たせよう
大事に育てる、人に感謝する
   肉や魚と違って、野菜や果物にも命があるということを理解するのは難しいものです。それは、身の回りに田んぼや畑が少なくなり、米や野菜が実っていくようすを目にすることが少なくなったからです。そこで、プランターなどを利用して、子どもと一緒にトマトやなす、きゅうりなどの野菜を育ててみませんか。土の中から芽を出し、次第に大きくなっていく姿を見ることで、子どもは野菜が生きていることに気づきます。 日ごろ苦手な野菜でも、自分で種をまき、水をやり、大事に育てたものなら、子どもはきっと喜んで食べてくれることでしょう。
 食べるということは、その命をいただいていることなのだと、子どもに伝えていきましょう。
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