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いつ、何を接種すればいいのか

目次へ いつ、何を接種すればいいのか
   2006年4月1日から日本でおこなわれている定期予防接種の概略を“別表”の「定期接種」に示しました。参考にしてください。一般的なスケジュールは、次のようになります。
   
  *    *    *    *
  定期接種の一般的なスケジュール
 
◆3か月〜6か月
BCG  
 ↓
DPT三種混合ワクチン1期(3回)、
または季節によリポリオ(2回)
1歳までにBCG、DPT_I期の3回、ポリオの2回が済んでいれば理想的です。
◆1歳
できるだけ早期に麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)
 ↓   
DPT I期の追加
◆3歳
日本脳炎をはじめるのがよい(2006年4月1日現在では接種見合わせ)
【予防接種と予防接種の間隔について】
・生ワクチン(経口ポリオ、MRワクチン、BCGなど)の後、他の予防接種を受けるときは、間隔を27日以上あけます。
・生ワクチン以外のワクチン(三種混合(DPT)、日本脳炎ワクチンなど)の後、他の予防接種を受けるときは、間隔を6日以上あけます。
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   なるべくこのスケジュールにそって接種するのが理想ですが、子どもはよく風邪をひくし、お母さんたちも忙しく、なかなかこの通りにはいかないものです。複数回の接種が必要なワクチンも、少々間が開いてしまっても大丈夫ですから、杓子定規でとらえずに、なるべく早く打つよう心がけることをおすすめします。またDPT三種混合ワクチンなどは、回数が合えばよいとされています。

 また任意接種のため有料になりますが、水痘(水ぼうそう)、おたふくかぜのワクチンも集団生活が始まる前に終えておきたいものです。MMR新三種混合ワクチン(麻疹、風疹、おたふくかぜ)の中止以後、風疹、おたふくかぜのワクチン接種率が大きく落ち込んでおり、流行が懸念されます。また、インフルエンザワクチンは、毎年10月下旬には次の流行を予測してワクチンがつくられますので、特に集団生活をする6か月以上の乳幼児は、流行する前に接種しておいたほうがよいでしょう。

 最終的に、どの予防接種をいつ受けるかについては、普段から子どもを診ていて、健康状態をよく知っている“かかりつけ医”と相談しながら決めるのがよいでしょう。

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文責/日本小児保健協会
 
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