イラスト&文字 市川興一
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鬼が一人、後ろ向きに立ち、手で目隠しをします。ほかの子は鬼から10メートルくらい離れ、「はじめの一歩」と言いながら鬼の方向へ一歩踏み出します。そのあと鬼が、「だるまさんがころんだ」と言って素早く振り向きます。ほかの子は鬼が目隠しをしているうちに少しずつ近づき、鬼が振り向いたらその場で(動作の途中でも)ぴたりと止まらなければなりません。体の動きを鬼に見られたらアウトで、鬼につかまってしまうからです。「だるまさんがころんだ」を繰り返し、全員がつかまると鬼の勝ちで、最初につかまった子が次の鬼になります。
一方、だれかがうまく近づいて、鬼の体にタッチすると鬼の負けになります。もう一度同じ鬼で最初からやり直したり、つかまった子同士でじゃんけんをして次の鬼を決めたりと、地域により多くのやり方があるようです。
鬼の作戦としては「だるまさん〜」を言うスピードをいろいろ変化させて、ほかの子が立ち止まるタイミングを狂わせる工夫が必要です。
資料「こども未来」
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