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1歳9カ月/お世話
 
「これなーに?」の問いかけが増えてきます
 知的好奇心が旺盛になる時期で、何を見ても「これなーに?」を連発します。目につく物は何でも子どもの好奇心を刺激し、興味の対象になるのです。絵本を見ても、散歩に行っても、買い物に行っても、次から次へと質問責めにするので、しまいには親のほうが音(ね)を上げてしまうかもしれません。
 でも、言葉を覚えたい、何なのかが知りたいという知的欲求が順調に発達している証拠です。簡単な答えでもいいので、子どもの問いかけには面倒がらずにできるだけ答えてあげましょう。
 子どもが求めているのは正確さよりも、親の共感やイメージの共有ですから、子どものイメージに合う答え方をしてあげましょう。
 たとえば、木や花を見て「これなーに?」といったら、正しい名前を教えなければと堅苦しく考える必要はありません。「葉っぱがいっぱいついてるね」とか「お花よ、きれいね。いい匂いがするのよ」などと答えれば、子どもは十分に納得します。
 同じ物を何度も「これなーに?」と聞くのも、関心が高いことの表れ。「しつこいな」とウンザリしないで、できるだけその度に答えましょう。何度も「お花」などと繰り返すのはムダのように思えるかも知れませんが、ママが答えれば子どもは真似て言葉に出すようになります。そんな積み重ねで、言葉を覚え、「おはな」という正しい発音が身についていきます。
   
   
簡単な質問に答えるようになります
 「これなーに?」と質問を繰り返して知識を蓄えることで、今度は親の簡単な質問にも答えられるようになります。ママが絵本を指さして、「これは何?」とたずねると、「うさちゃん」「リンゴ」などと答えるようになるでしょう。また「お菓子、おいしい?」ときくと、「おいしい」と返事をするようにもなります。質問だけでなく、簡単な命令も二つくらいまでならわかります。「ごはんになるから、椅子を持ってきて座っててね」というと、自分で小さな椅子を運び、座って待っていられるようになるでしょう。
 
ママの「これはなに?」に少しずつ
答えられるように。
   
かんしゃくを起こすことがよくあります
 いくつか言葉を話せるようになっても、まだ自分の感じていること、したいことをうまく伝えられない年齢です。このため、思うようにならないイライラや言葉にできない不快感などを、かんしゃくで表現する子が出てきます。床にひっくりかえって手足をバタバタさせたり、自分の主張が通るまでキーキー声で叫び続けたり、なかには、叱られると親をぶったり、髪の毛を引っ張ったりする子も。
 いずれ、もっと上手に話せるようになると落ち着くので、しばらくはかんしゃくにたじろがず、いいこと、悪いことの区別だけはきちんと教えることが大切です。この時期の変化に「自分たちの接し方のどこがいけないのだろう?」と心配するママやパパもいるでしょうが、同じような年ごろの子どもを持つ親と話をすれば、どの子も似たような状況とわかってホッとすることでしょう。

   
   


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