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1歳10カ月/子どもの発育・発達
 
トイレ・トレーニングの開始は慎重に
 トイレ・トレーニングが完成するということは、子どもが「オシッコやウンチが出そう」と自分の脳でキャッチできて、オマルかトイレでできるようになることです。それには、子ども自身の排泄に関係する脳や神経のしくみが発達して、トイレ・トレーニングを始める準備ができていることが大切な条件です。また、オシッコやウンチのことを「チー」とか「ウンチ」などの言葉で知らせることができること、オマルに喜んで座ったり、怖がらずにトイレに行けることも大事な条件です。  子どもの準備が整わないうちに始めると、子どもにとっても大きなストレスになりますし、ママの苛立ちや焦りも強くなります。親子ともども平和に心安らかにトイレ・トレーニングを進めるために、子どもの様子をよく観察してタイミングよく始めるようにしましょう。また、始めてみると思いがけずスムーズにできてしまう子がいる一方で、おもらしが続いてママのイライラがつのる場合もあります。そんな時は、いったん中止してしばらくたってから改めて始めるように。ママが意地になって続けると、子どもが精神的に不安定になってかえってうまくいきませんから注意しましょう。
 
トイレトレーニングはタイミングを
見計らって。
   
トイレ・トレーニング開始のめやす
 2歳近くなると、膀胱が大きくなって尿を溜める働きがほぼ完成してきますから、2時間ぐらいはオムツがぬれないことが多くなってきます。ウンチの時間も起きてすぐのころとか、食事の済んだ後など、その子なりにだいたい時間が決まってくるものです。
 以上に加えて、オシッコやウンチが出た後や出そうな時に、「チー」とか「ウンチ」などと言葉で教えられたり、言葉で教えない子でも、ママの手を引っ張ってオムツに手を当てるなど、態度で教えられるようになっていること。試しにオマルやトイレの便座に座らせると嫌がらないこと。こんな条件が整ったら、そろそろトイレ・トレーニングを始めてみてもいいでしょう。
 子どもにとってトレーニングがストレスにならないようにするのが、トイレ・トレーニングが成功するコツ! うまくできたら大いにほめて、失敗しても叱らないように。おもらしをした時は「濡れて気持ち悪いね」と乾いたパンツに取り替え、叱らないことがとても大切です。
   
   
「自分の物」へのこだわりを理解しましょう
 このころの子どもは「自分の物」がわかってきますから、友だちに「自分の玩具」を貸すのを嫌がったり、おやつのお菓子も「自分の分」に友だちが手を出すと怒ったりするようになります。
 大人からは欲張りや自分勝手に見えるでしょうが、まだ、貸しても後で戻ってくるということがわかりませんし、他人を思いやる社会性は育っていないのです。子どもの発達段階の一つと理解して、無理に取り上げて貸したり、「意地悪しないで貸しなさい」などと叱らないように。他人への思いやりや社会性が育ってくると、自然に玩具の貸し借りができるようになります。
   
   


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