器用になった手のイタズラに注意して
ママのバッグからサイフを取り出して中のお札をまいたり、パパのカバンから携帯電話を引っぱり出して耳にあてたり……「えー、こんなことするの!」と言いたくなるようなイタズラをいろいろやっくれる時期です。
手先がかなり器用になると同時に、大人がすることを真似てみたい時期。TVやエアコンのリモコンを押したり、電話の受話器を持ってかける真似をしたり、ビデオデッキのテープ挿入口に手を突っ込んだり、冷蔵庫の扉を開けたり、ガスレンジのスイッチをいじったり……。、親が日常していることで、子どもが興味を持ったことは何でも真似されると覚悟したほうがいいでしょう。
ガスレンジのスイッチを触るなど、危ないことをした時には、怖い顔ではっきり「ダメ!」と叱りましょう。子どもに触られたり、壊されたりすると困る物は、子どもの手が届かない高さに置くように心がけましょう。いけないとわかっていて、ママの顔色を見ながらいろいろ試す子もいます。叱るときは「ダメ!」と短く言うのがポイント。まだ言葉によるしつけはできませんから、「何度同じことを言わせるの」などと、くどくどと言わないで。ママが真剣に怒った顔をすれば、言葉よりずっと効き目があります。
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大人が考えつかないイタズラを いろいろやる時期です。
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