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入院準備の最終点検を
お産入院の準備ができているか最終点検を。診察券や母子健康手帳、印鑑などの必需品は、いざという時にあわてないように小さなバッグに入れて置き場所を決めておきましょう。
入院時の交通手段も前もって決めておきます。万が一緊急の帝王切開手術になった時には、パパや家族の同意が必要です。すぐに連絡がつくように、携帯電話などの連絡方法を確認しておきましょう。
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今からでもできる! 呼吸法の練習
お産の進み方をきちんと理解しておくと、あわてたり、パニックになるのを防げます。お産の進行と流れについて、もう一度おさらいしておきましょう。陣痛を和らげる呼吸法の練習はしましたか。まだなら、腹式、胸式、どちらでも自分がしやすいほうでいいですから、ゆっくりできるだけ長く、息を吐く練習をしましょう。
大事なのは体の力を抜いてリラックスすること。ゆっくりフ〜〜〜と息を長く吐くのが効果的です。秒針のついた時計を見ながら1、2、3、4、5、6と、6秒間ぐらい吐きながら、手をダラン、足もダランと体の力を抜いてみます。陣痛がきたら、このように息を長く吐いてリラックスできるとずいぶん楽になるでしょう。
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陣痛を和らげる呼吸法を練習しましょう。
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週1回の妊婦健診で何でも相談を
妊娠10カ月になると、妊婦健診は1週に1回になります。何かわからないことや不安なことがあったら、健診時に質問して解決するようにしましょう。お産をするのはママ自身です。「こんなささいなこと」とか「質問が多いと思われては……」と遠慮することはありません。聞きたいこと、知りたいことは簡単なメモにして、受付の時に母子健康手帳と一緒に提出しておくといいでしょう。
お産入院の準備が済んだら、あとはできるだけ精神的にリラックスしながら過ごしましょう。不要不急の外出は避けて、夜はできるだけぐっすり眠るのが理想的。どうしても不安感や緊張感が強い時は、病院で軽い精神安定剤を処方してもらうこともできます。体の心配だけでなく、心の不安についても率直に相談しましょう。
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お産が近くなった兆候に注意しましょう
お産が近くなると、いろいろな兆候が体に現れてきます。赤ちゃんが骨盤内へ下がってくるので、膀胱(ぼうこう)が強く圧迫されてトイレが近くなり、夜中も尿意を感じて何度か起きるようになります。足の付け根や恥骨のあたりも押されて、つるような痛みを感じるでしょう。
また、おしるしといって少量の出血に気がつくことがあります。これは、軽い子宮収縮によって赤ちゃんを包んでいる卵膜が子宮から少しはがれるためですが、おしるしに気がつかない場合もあります。おしるしがあると数日後にお産が始まるケースが多いようです。
普通は規則的な陣痛(子宮収縮)が来てから入院しますが、もし、月経より多い量の出血や強い腹痛、破水が起きた時は、夜中でも病院に連絡をして、すぐに診察を受けるようにしましょう。
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