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■いも類で簡単おやつ
子どもは、素朴で自然な味のおいもが大好き。中でも「さつまいも」や「じゃがいも」にはエネルギー源になる炭水化物が豊富で、おやつには最適です。ふかすだけで、立派なおやつの完成です。
■色々なおいもを食卓に
ヘルシーで消化のよい「里いも」や「山いも」など、いろんな種類のおいもを食卓に多いに活用し、楽しみましょう。
おいもの種類
・さつまいも
(甘薯/かんしょ)
季節の素材へ
季節のおやつへ
・里いも
カロリーはさつまいもの半分以下でカリウムも豊富。南洋の島々で主食にされるタロイモは里いもの仲間。
・山いも
主に、長いもと大和いも(いちょう芋)があり、消化酵素とビタミンが豊富。
・サクサクした長いもは、きざんでワサビじょうゆなどで。
・ねっとりした大和いも(いちょういも)は、おろして温かいそばやごはんにのせて。
■紫いもって何?
九州や沖縄でつくられる、肉色が紫色をしたさつまいものこと。淡い色から濃い色まで、さまざまな種類があり、その紫色には、抗酸化作用があるアントシアニン(ポリフェノールの一種)が含まれ、健康によいと言われています。沖縄産の紅いもは、害虫発生の関係で、生いもは「県外持ち出し禁止」とされ、本土では加工品のみが出回っています。
■ネバネバに栄養
里いも、山いものネバネバには、胃や肝臓を強めたり免疫力を強化する成分(ムチンとガラクタン)が含まれています。
■アク(灰汁)抜きや変色防止、その他、調理のコツ
・山いも…持つ部分を少し残して皮をむき、酢水に浸け(アク抜き、黒色化防止)、すりおろす。酢水は、皮膚のかゆみ防止にもなる。
・里いも…さっと水洗いで泥を落とし、乾かしてから皮をむくと滑らず剥きやすい。アクは強くないので、手早く水洗い。下ゆで後、流水でぬめりをさっと洗い流してから調理すると滑らず食べやすい。
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■秋の野菜
食欲の秋には、さまざまな野菜が揃いますが、中でも根菜類がおいしくなります。おいもやごぼうを堀りに行くのも楽しいですね。
主な野菜の旬の目安
・葉もの、茎もの類
おもな時期…春〜夏と冬〜春。
よもぎ 春
キャベツ 春〜夏
(他に、冬キャベツ)
ふき 春〜夏
アスパラガス 初夏
モロヘイヤ 夏
小松菜 冬〜春
ほうれん草 晩秋〜冬
春菊 冬
ブロッコリー 冬
・実(み)類
おもな時期…夏から秋。
きゅうり 夏
ピーマン 夏
トマト 盛夏
なす 夏〜秋
かぼちゃ 夏〜秋
・根っこ類(根菜類)
おもな時期…主に秋〜冬。
たけのこ 春
たまねぎ 春〜初夏
ごぼう 秋
里いも 秋
山いも 秋
さつまいも 秋
にんじん 秋〜冬
(他に、春にんじん)
じゃがいも 秋〜冬
(他に、春の新じゃが)
大根 晩秋〜冬
(他に、夏大根)
れんこん 晩秋〜冬
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