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身長・体重のめやす
男の子なら身長は63〜72cm、体重は6.3〜9.5kgぐらいに。女の子なら身長は62〜70.5cm、体重は5.9〜9.2kgぐらいに成長してきます。
6カ月になると、身体発育のスピードが最も早い乳児期も後半を迎えます。母子健康手帳の発育曲線を見るとわかるように、乳児期前半の急激な増加に比べると、6カ月頃からの増加カーブは少しゆるやかになっていきますが、それでも、体重の1日増加は約10〜20gぐらい、身長は1カ月に約1cmぐらい伸びます。
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おすわりができる赤ちゃんも
6カ月になると、ママが赤ちゃんのわきの下を両手で支えたりしなくても、少しの間ならすわれるようになる赤ちゃんもいます。おすわりができるといっても、まだ少しの間ですし、背中が丸まっていたり、両手を体の前の床についたり、横や後ろにコロンと転がってしまうことも多いでしょう。
おすわりができるかどうかは、首のすわりと同様に赤ちゃんの発育、発達を見るうえで重要なポイントになります。健診でおすわりができていると判断する目安は、支えてもらわずに赤ちゃんが一人ですわれるということ。6カ月から7カ月頃には、ほとんどの赤ちゃんが数秒間は支えなしですわれるようになります。
おすわりができるようになると、赤ちゃんはこれまでと違った角度で周囲を見渡せるようになりますね。赤ちゃんが喜ぶようなら、転がっても大丈夫なように、座布団やクッションでサポートしながらすわらせてあげるといいでしょう。
最初は背中がクニャッとして不安定ですが、7カ月頃になると、筋肉や神経がおしりのほうまで発達してきて、体のバランスがとれるようになり、床にしっかりすわって手に玩具をつかんで遊んだり、椅子にすわって離乳食を食べられるようになります。
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早い子は歯が生え始めてきます
赤ちゃんが口を開けると、下の歯ぐきにポッチリとした白い物が見えてくる……。こんなふうに下の前歯が2本生えてくる赤ちゃんが多くなるのが6カ月のころです。
でも、赤ちゃんの歯が生え始める時期はいろいろで、早い赤ちゃんは3カ月ぐらいから生え始めますし、遅いと1歳近くなって生えてくることも。また、下の歯ではなく上の歯から生えてくる場合もあります。どの赤ちゃんも歯は歯ぐきの中に用意されていて、それが芽吹いてくるタイミングに個人差があるだけなので、なかなか歯が生えてこないからといって心配する必要はありません。
歯が生える少し前から口をブーブーいわせたり、指で歯ぐきを触わる赤ちゃんも。なかには妙にグズついて機嫌が悪くなる赤ちゃんもいます。そんな様子に気がついたら口の中に注目してあげて。歯ぐきをかゆがる時は歯固めを与えてもいいでしょう。
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下の歯ぐきに小さな白い歯が 見えることも。
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