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ママの状態|生後11カ月|コミュニケーション
 
身長・体重のめやす
 男の子は身長が69〜79cm、体重は7.8〜11.3kgぐらいに。女の子は身長が68〜77cm、体重は7.1〜10.5kgぐらいになってきます。
 1歳を迎える頃になると、体重は出生時の約3倍に、身長は約1.5倍になります。しかし、ここに紹介したように個人差が大きく、男の子、女の子ともにやっと7kgを超える赤ちゃんもたくさんいますから、くれぐれも他の子と比較しないようにしましょう。
 体つきがしっかりしてきて、だんだん「赤ちゃん」というより「幼児」に近い印象になってきます。ママにとっては成長したのがうれしいような、ちょっと寂しいような気がしてくる頃です。
 


周囲の語りかけを模倣することで、
言葉が発達していきます。
 
体の動きが多彩になります
 ハイハイのスピードはかなり速くなって、興味を引く物を見つけるとアッという間にそこへ行くこともできるように。伝い歩きが達者になって、椅子からテーブル、ソファに壁、いろいろな道具(?)を利用して動き回ります。
 両腕の力もかなり強くなり、ハイハイの要領で階段に上るのを試したり、椅子の上によじ登ろうとしたりします。
 もちろん個人差はありますが、赤ちゃんの動きはますます多彩になって、その分、転んだり、落ちたり、ぶつかったりしないかと周囲の大人はハラハラさせられます。椅子や階段からの転落事故なども増えてきますから、いつも目で追って安全確認をしないといけなくなる時期です。とくに水には十分な注意を。洗濯機や浴槽の中や浴槽をのぞき込んで落ちる水の事故も多くなりますから、洗濯機の水は必ず抜いておく、浴室のドアにはカギをつけるなど、くれぐれも事故防止対策を心がけましょう。
 
 
言葉の発達はコミュニケーションが基本
 言葉の発達は人とのコミュニケーションをはかる上で、非常に重要ですが、赤ちゃんの言葉はママや周囲の大人とのコミュニケーションによって育てられます。この時期、食べ物を指さして「マンマ」というなど、単純な言葉を発する赤ちゃんもいますが、それは少数派。多くの赤ちゃんはまだ意味のある言葉は出始めていませんが、大人が考える以上にまわりの大人の動作や言葉をよく理解しているのです。
 赤ちゃんは周囲の物や大人がする動作を目で見て、耳で言葉を聞くことを繰り返すうちに、記憶の力が発達することと合わせて、物と言葉をつなげて記憶したり、動作と言葉をつなげることができるようになってきます。
 ある日、赤ちゃんがお気に入りのぬいぐるみにハンカチをかけて「ネンネ」とトントンしたら、ママがいつも赤ちゃんにネンネといって背中を叩いてあげている行為の模倣なのです。  このように、赤ちゃんの言葉は、周囲の大人の語りかけや世話などのしぐさを模倣することで発達していくのです。
   
   


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