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身長・体重のめやす
男の子は身長が66〜75cm、体重は7.0〜10.3kgくらいに。女の子は身長が64.5〜73cm、体重は6.4〜9.7kgくらいに成長してきます。
ほとんどの赤ちゃんはおすわりが安定してきますし、なかにはハイハイを始める赤ちゃんもいます。首すわりから始まった身体機能の成熟(発達)が、下半身へと届いてきたのです。ただし、月齢が進むほど個人差が大きくなります。早い子、遅い子の幅は3カ月ぐらいありますから、オクテちゃんのママは焦らずにじっくり「うちの子」なりの成長を見守りましょう。
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ハイハイを始める赤ちゃんもいます
腹ばいになっている赤ちゃんが、ひじを使いながら体をひきずるように前に進んだり、おすわり姿勢のまま足をこぐように移動したり、ハイハイが始まる時の形は赤ちゃんによっていろいろです。
じょじょに、おなかを床から離して両手、両ひざを使ってはう「高ばい」ができるようになってきますが、おしりをひきずりながら移動する赤ちゃんもいて、ハイハイのスタイルはさまざまです。ハイハイは赤ちゃんが自分で自由に動けるようになることが一番の目的。ママから見るとちょっとバランスの悪い姿に見えても、赤ちゃんなりに手や足やおしりを一生懸命に駆使して移動しているのですから、心配することはありません。
ハイハイに慣れると、おすわりからハイハイ、ハイハイからおすわりへと姿勢を変えたり、移動するスピードも早くなってきます。
なかにはハイハイを飛ばして一気につかまり立ちにトライする赤ちゃんも出てきます。ハイハイをすると腕や足の筋肉や腹筋、背筋が鍛えられるので、ハイハイを経験してからつかまり立ちをするのが理想的。でも、せっかくつかまり立ちができるようになったのですから、まず、そのことを喜んであげましょう。無理にハイハイを練習させなくても、この先いろいろな運動で筋力がついていきます。
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ハイハイのしかたは、赤ちゃんによってさまざま。赤ちゃんが自由に動けるように、部屋の中の整頓を。
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両手が自由に使えるようになります
手の動きが器用になって小さい物や細かい物もつかめるようになってきます。両手の協調性も発達してきますから、片手から片手へ玩具を自由に持ち変えたり、両手に持った積み木をカチンカチンと打ち合わせたり、着ている洋服についた飾りやヒモ、ボタンなどを引っ張ってみたり、いろいろなことをするようになります。
ハイハイで移動できるようになったのと合わせて、家中どこでも何でも、手の届く物は赤ちゃんの好奇心の的に。新聞紙を破って食べちゃったり、電気器具のコードをコンセントから抜いてしまったり、「まさか…」と思うようなイタズラをすることもありますから、赤ちゃんを危険から防ぐために想像力をたくましくして予防策を考えていきましょう。
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