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離乳食を自分で食べたがったら
食事の時には、ママが持っているスプーンに手を出して自分で握って食べようとしたり、手づかみで口に運ぼうとしたり、食べずに手でコネたりするようになります。食事がはかどらないし、食卓は汚れるし、こぼすし、ママはうっとおしいかも。
自分で食べたがるのは、赤ちゃんに何でも自分でしたい欲求が出てきたため。禁止しすぎると赤ちゃんの意欲に水をさしてしまうので、ある程度の食べこぼしは覚悟してスプーンを自分で持たせてみましょう。手で食べられるようにサンドイッチや野菜スティックなどを食卓に用意してもいいでしょう。食卓中をかきまわされないように、食べ物をいくつも同時に並べずに、一皿ずつ食べさせていくのも賢いテクニック。
上手に食べられないと怒ってかんしゃくを起こす赤ちゃんも。ママは急にわがままになったと思うでしょうが、これも自己主張できるようになった赤ちゃんの心の成長です。ママがスプーンで食べさせ、それでも遊び食べをする時には、もうおなかがいっぱいになっているのですから、思いきってサッサと片付けてしまいましょう。
食べこぼし対策で簡単にできるのは、テーブルの下に新聞紙などを敷くこと。食事の後で紙をクルクル巻いて捨てればOK。
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離乳食を自分で食べたがるのは、 自分でやりたい欲求の表れ。
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断乳は焦らず、赤ちゃんの様子を見て
母乳のママはそろそろ断乳を考える時期でしょう。
ただその前に、離乳食の進み具合を点検してみましょう。離乳食を3回しっかり食べていて、離乳食から栄養が十分にとれている場合には、母乳が占める比重はおやつ程度。お昼寝や夜眠る前に母乳を飲む程度だったり、ママに甘えたい時や安心したい時の精神安定剤になっているのなら、あわてて断乳する必要はありません。もちろん、ママもそれで不都合がなければの話ですが…。
でも、離乳食をほとんど食べずに母乳ばっかりほしがるようなら、栄養の面で心配です。離乳食を食べないからその分母乳をあげるというのは間違い。この際、思い切って断乳を考えましょう。
離乳食が進んでいない赤ちゃんの場合には、どの程度の形、大きさなら食べられるか、赤ちゃんの様子を見ながら調理のしかたを工夫します。
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絵本を見せたり音楽を聞かせたり
まだ物語を理解することはできませんが、動物や食べ物、乗り物などの絵が中心の絵本なら、赤ちゃんは十分に楽しむことができます。絵は大きくてシンプル、色彩がはっきりしているといいでしょう。絵本を開いて、「ワンワンね」「ブーブーだ」などと話しかけると、赤ちゃんもママの口真似をします。
だんだんお気に入りの絵本ができてくると、「ブーブー」「ワンワン」などといって、ママに読んでとせがむようにもなります。
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