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赤ちゃんの発育・発達|生後9カ月|ママの状態
 
離乳食はそろそろ3回に
 舌と上あごで食べ物をモグモグつぶしてゴックン。こんな中期の離乳食を1日2回、しっかり食べられるようになったら、後期へと進めてみましょう。後期の離乳食は、歯ぐきと歯ぐきである程度カミカミできる固さと大きさが目安。スプーンやママの指でつぶせる程度の固さに、大きさも最初は小さいツブツブですが、だんだんに大きなツブツブにしていきます。まず、食べ物の固さと大きさに慣れたら、回数を1日3回食に進めてみます。
 いろいろな食品を食べるようになると、食べ物が十分に消化されずにウンチに混じり、ママをびっくりさせることもあります。とくに、繊維質の多い食べ物の場合、まだ消化の力が未成熟な乳児期の赤ちゃんにはよくあります。ニンジン、ホウレンソウなどは色が目立つ分だけママはドッキリすることも。ウンチをよく見ると元はニンジンとわかるでしょう。未消化で出てきても栄養はある程度吸収されているので気にしないでOK。
 1日3回の離乳食に慣れたら、食事時間を家族と同じ時間帯にしたり、大人用のメニューから味付け前に取り分けることもできるようになります。パパやママと一緒に食卓を囲んで、一家団欒で食べる楽しさを教えてあげましょう。
   
   
大人の真似を楽しませてあげましょう
 たとえば、パパが出勤するときに「バイバイ」と手を振ると、それを真似て「バイバイ」をしたりします。ママが両手を打って「パチパチ」とすると同じようにパチパチしますし、頭を下げて「コンニチワ」をすると、一緒に頭を下げたりします。
 赤ちゃんは繰り返しが好きなので、何度も何度も同じことをしたがったりしますが、赤ちゃんが喜ぶ時はできるだけつきあって、大人のもの真似をする楽しさを教えてあげましょう。
 赤ちゃんはママや大人の真似をしながら、日常の動作やあいさつなどの生活習慣を身につけていきます。人と人とのコミュニケーションを楽しみながら、社会性が発達していくことにもつながります。
 ただし、赤ちゃんのもの真似を「芸」として面白がるのはやめましょう。面白いからと、赤ちゃんが嫌がるのに無理に教え込むのは控えて。赤ちゃんの遊びの一つとして楽しんでください。
   
   
9カ月健診があったら行きましょう
 地域によって異なりますが、9〜10カ月健診が行われる頃です。健診の内容は、ハイハイやつかまり立ちなど運動発達のチェック、耳や目の異常があるか、離乳の進み具合はどうかなどです。
 身体発育や運動発達の面で、個人差が大きくなるころですが、ママが深刻に心配していることも、小児科医の目から見ると順調に育っていて心配は何もないことも多いものです。ママの思い過ごしのこともよくありますから、一人で考えすぎずにぜひ相談を。
 
9〜10ヵ月健診の内容
 ●ハイハイの様子(運動発達)
 ●つかまり立ちの様子(運動発達)
 ●耳や目の異常がないか
 ●離乳食の進み具合
 ●身長、体重などの身体測定
  など...
   


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