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くらしの歳時記、季節を楽しむ
暦について知る/ 季節の行事、季節の言葉

月と潮のカレンダー
2003
10月 神無月(かみなづき)Kaminazuki/October
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中潮 今夜の月
衣替え
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中潮 今夜の月
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小潮 今夜の月
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小潮 今夜の月
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十三夜
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体育の日
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土用
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霜降
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大潮 今夜の月
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大潮 今夜の月
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大潮 今夜の月
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中潮 今夜の月
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中潮 今夜の月
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中潮 今夜の月

※潮名は関東地区の潮時データを基にした目安。
地区により異なる。海上保安庁「潮時表」参照。
※月齢は、毎日午後9時における値。丸善「理科年表2003」参照。
満月 満月 半月 半月 半月 新月 新月

くらしの歳時記 季節を楽しむ

人は自然や宇宙と深いつながりがある、
そういう思いの上に作成されてきた、
i−子育てネットの「月と潮のカレンダー」
今年、i−子育てネットからの提案は、
「季節感を楽しむくらし」。

四季折り折り、季節の行事を家族で取り入れ、
昔からのいわれや、こよみの言葉の意味を知り、和の心にふれる。
そういう体験の蓄積は、子どもたちの感性の発達を促し、
将来かならず、豊かな思い出、すてきな原風景となって
子どもたちの心の中に残ることでしょう。
i−子育てネット独自の「くらし歳時記」として、テーマを選りすぐり、
お伝えしたい内容をコンパクトにまとめました。
どうぞ、ご家族全員でお役立て下さい。



風景
季節のギャラリー
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10月

秋祭り


さわやかな空のもと、この時期さまざまな秋祭りが各地で行われます。秋祭りには「収穫祭」として広まったものも多く、昔の人にとって「秋の収穫祭」は重要なものでした。「祭る」は「奉る(まつる)」と同源で、「お供えする」という意味もあります。古来、秋にはその年の稲の初穂(新穀=しんこく)を神社に供え感謝を捧げるお祭りが行われてきましたが、三重・伊勢神宮の神嘗祭(かんなめさい)はその代表的なものです。
秋祭りの中でも、地域の町内会などが行う小さなお祭りは、幼い子ども連れでも気軽に参加できる季節の風物詩です。身近で親しみやすい祭りには、独特の風情と心おどるものが感じられます。そういう祭りの魅力は、その道具立てにありそうです。「笛や太鼓」の音色、にぎやかに飾られた「お神輿(おみこし)」、大胆な柄の「はっぴ」、色とりどりのお菓子や「屋台」、そして夕刻にともされる「ちょうちん」の灯り、など。子どもにとっても、大人にとっても、日常から非日常へ誘われる一瞬の中にこそ、お祭り最大の喜びがあるといえるでしょう。


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ハーブティー療法 / 今月のレシピ



その他の歳時・行事

虫の音(むしのね)
秋になると、草むらで響く虫の音。すすき(薄)をかざり虫の音に耳を傾け、お月見をする光景は秋ならではの風物詩。日本では、昔より虫の音色に風情を感じ親しんで来た。平安時代の宮中では、鳴き声を競わせる「虫合わせ」が楽しまれたという。 秋に鳴くのはコオロギ、キリギリスの仲間。求愛や威嚇の行為として、主にオスが羽をこすり合わせて音を出す。リーンリーンは鈴虫、チンチロリンは松虫、コロコロはコオロギ。キリギリスはギーチョンと、その鳴き声をたとえられる。(参考:螢狩り(ほたるがり)へ


きのこ狩り
山や林を歩きながらきのこを採取する遊び。きのこは「木の子」の意味。松林に生えるマツタケをはじめ、椎(しい)の林のシイタケ、榎(えのき)の林のエノキタケなど、秋に旬を迎えるものは多い。日本には4〜5千種あるとされるが、食用はこのうち約百種。食べると危険な「毒性を持つきのこ」や、まぎらわしいものも多い。選別には注意が必要。必ず詳しい人や経験者に同行してもらうこと。秋はきのこ狩りのほかに、栗拾い、芋掘り、なしやぶどう狩りなど、多くの実りを味わえる季節。(参照:野草摘みの注意へ



暦について/ 季節の言葉、季節の行事
旧暦と新暦二十四節気雑節五節句



 参考文献
「親子のふれあい歳時記」 くもん子ども研究所(編) くもん出版
「暮しに生きる日本のしきたり」 丹野顯(著) 講談社
「現代歳時記」 金子兜太 黒田杏子 夏石番矢(編) 成星出版
「日本人のしきたり」 飯倉晴武(編) 青春出版社
「日本の年中行事百科」 岩井宏實(監) 河出書房新社
「日本人の『言い伝え』ものしり辞典」 矢沢永一(監) 大和出版
「伝えておきたい日本の伝統・季節の慣習」 山蔭基央(著)マネジメント社
「文化としての暦」 佐藤 幸治(著) 創言社
「日本を知る105章」 コロナ・ブックス編集部(編) 平凡社
「草木花歳時記4卷(春、夏、秋、冬)」 八尋洲東(編) 朝日新聞社
「日本の風習」 武光誠(著) 青春出版社
「年中行事を『科学』する」 永田久(著) 日本経済新聞社


<企画・編集・デザイン・撮影> CUA GIA


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