i - 子育てネットでは、
薬効と香りのある草、ハーブをお茶として活用する療法を、
毎月テーマを決めてご紹介します。
子どもから大人まで、
家族みんなで楽しみながら、
「病気予防・健康維持・体質改善」「美容効果」などに
毎月のブレンドレシピを、どうぞお役立て下さい。

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レシピ・監修
ハーバルセラピスト　高巻　里奈

育ち盛りのお子さんをもつお母さんは、ゆっくりと休息を取ることが難しく、肉体的・精神的な疲労を溜めがちです。仕事を持ち、家事、育児の全てをこなすとなるとなおさらです。ご主人に助けを求めたいと思っても、不況の影響もあり人員削減、営業不振などからの疲労感をつのらせ、援助の余裕がなかったりします。疲れが溜まってくるとイライラする事が多くなりがちで、ご家族との関係に大きな影響を与えかねません。 　今月は疲労とイライラを軽減してくれるレシピをご紹介いたします。また子どもがイライラしている時は、飲みやすいハーブミルクを飲ませるのがよいでしょう。

疲労・イライラ対策に（大人／女性） （ベース） ダンディライオン （ 肝臓機能強化、腎臓機能強化、強壮作用、ミネラル補給） 　　＋ エゾウコギ （ スタミナの増強、血行促進、肉体・精神の抵抗力の増強） オートムギ （ 神経強壮作用、抗うつ作用、滋養作用、刺激緩和作用） スカルキャップ （ 神経系の滋養強壮、神経鎮静、ミネラル補給） ボリジ （ 副腎皮質ホルモンの分泌促進、神経鎮静、強壮） ローズマリー （ 血行促進、強壮、高酸化、免疫強化）

＊	ベースのハーブは、味がしっかりとしているので単品でもOKです。症状と好みに合わせて数種類をブレンドするのがおすすめです。このレシピは一例ですので、お店で相談して、お好みのブレンドでもお楽しみ下さい。
＊	どのような植物の成分も一部の人にアレルギーを生じる可能性があります。また妊娠中や治療を受けている方などは、自己診断せずに、事前に医者やハーブの専門家に相談してください。

子どものイライラ緩和に（子ども） ハーブミルク ホットミルクを作る際に、ダンディライオン、カモミールのハーブをティースプーン１/２杯ずつ加えて温め、かき混ぜます。茶漉しで濾して出来上がりです。 就寝前などに飲むとよいでしょう。

＊	３歳以下の子どもには、やさしいハーブを少量使うのが基本です。ミント系は避けて、きびの砂糖（原料はさとうきび）やてんさい糖（原料は砂糖大根）などで甘味をプラスして飲みやすくするとよいでしょう。

疲労とイライラをサポートする（大人／女性） バッチフラワーレメディー 疲労やイライラからくるさまざまな状況に対応した、フラワーレメディーをご紹介いたします。 （フラワーレメディーについては4月をご参照下さい） ----ハーブティーやお水、ジュースなどに２滴ほど垂らして---- インパチェンス ： 家族に対してイライラしてしまう。やることが多く気が急いて、子ども達を急かしてしまう。 エルム ： 家庭や仕事が忙しく、その量に圧倒されている。 オリーブ ： 心身ともに疲れきってしまってエネルギー不足。 チェリープラム ： 自分を制御できずに怒ったり、歎いたり、叩いたりしてしまう。 バイン ： 家族が自分の思い通りにならないと気が済まず、支配する傾向が強い。 ホーンビーン ： 義務感でやっていることが多いので、精神的な疲労が大きい。