i - 子育てネットでは、
薬効と香りのある草、ハーブをお茶として活用する療法を、
毎月テーマを決めてご紹介します。
子どもから大人まで、
家族みんなで楽しみながら、
「病気予防・健康維持・体質改善」「美容効果」などに
毎月のブレンドレシピを、どうぞお役立て下さい。

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レシピ・監修
ハーバルセラピスト　高巻　里奈

蒸し暑さからの食欲不振。ついつい喉ごしのよい冷たい物の多量摂取。過度の冷房からの冷え。これらは体力を衰えさせるばかりでなく、血行不良、代謝不良を引き起こし、内臓疾患やホルモンバランスの乱れを引き起こす原因にもなります。 　この時期いかに身体に気遣うかが、その後の体調を大きく左右します。 生活の中では、できる限り冷たい物の摂取を控える、膝掛けや靴下などで冷えないように心掛けるとともに、体調維持に効果的なブレンドを飲むことをおすすめします。 　子どもの場合は、きちんと食事の管理を行っているにもかかわらず、食欲不振や冷えなどの症状がみられたら、何かの病気が隠れていることもありますので、大事をとって専門医にご相談されることをおすすめします。

冷え体策に（大人） （ベース） カモミール （ 身体を温める、弛緩作用、心身のバランスをとる） 　　＋ ジンジャー （ 身体を温める、血行促進、強壮作用） アンジェリカ （ 身体を温める、消化促進、女性ホルモン調整） ローズマリー （ 血行促進、抗酸化、強壮） オレンジピール （ 神経系の緩和、風味付け）

食欲不振対策に（大人） （ベース） ペパーミント （ 胃腸を刺激し活性する、消化促進） 　　or スペアミント （ 胃腸を刺激し活性する、消化促進） 　　＋ アーティーチョク （ 肝臓、腎臓の機能亢進、胆汁分泌促進） マジョラム （ 消化促進、リラックス作用） ローズヒップ （ 疲労回復、ビタミンCなど栄養の補給） レモンバーム （ 消化促進、神経系の緩和）

＊	ベースのハーブは、味がしっかりとしているので単品でもOKです。症状と好みに合わせて数種類をブレンドするのがおすすめです。このレシピは一例ですので、お店で相談して、お好みのブレンドでもお楽しみ下さい。
＊	どのような植物の成分も一部の人にアレルギーを生じる可能性があります。また妊娠中や治療を受けている方などは、自己診断せずに、事前に医者やハーブの専門家に相談してください。