i - 子育てネットでは、
薬効と香りのある草、ハーブをお茶として活用する療法を、
毎月テーマを決めてご紹介します。
子どもから大人まで、
家族みんなで楽しみながら、
「病気予防・健康維持・体質改善」「美容効果」などに
毎月のブレンドレシピを、どうぞお役立て下さい。
ハーブティーの作り方へ
レシピ・監修
ハーバルセラピスト 高巻 里奈
健康を維持する上では、私達の身体全身を巡る血液や、その血液を巡らせるためのシステムである循環器は非常に重要なものです。
はっきしない病名を特定するために、病院で頻繁に血液検査が行われるように、血液の状態は私達の身体の情報を内包しています。また、血液や血管、循環器系のトラブルを上げればきりがないほど、私達に身近なものです。
そこで今月は大切な血液や循環系を健やかに保ち、トラブルを予防するのに役立つハーブをご紹介します。
今回はブレンドティーのレシピではなく、トラブルの予防や対策に効果的なハーブのご紹介です。ご自身の体調に合わせて選び、飲みやすいハーブティーにブレンドしてお飲みになって頂けたらと思います。
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血液・血管・血圧への対応ハーブ(大人/子ども)
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アーティーチョーク |
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コレステロール値を下げる、肝臓・腎臓の強化)3歳以下は使用しない |
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イチョウ |
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毛細血管の血行促進、脳内血行促進、動脈硬化予防) |
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オリーブ |
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血糖値を下げる、動脈硬化予防、血圧降下作用) |
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ネトル |
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血糖値を下げる、血液浄化作用) |
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バードック |
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( |
血糖値を下げる、血液浄化作用) |
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ホーソンベリー |
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心臓強壮作用、血圧降下作用) |
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ミスルート |
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( |
動脈硬化を軽減、血圧降下作用) |
| リンデン |
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コレステロールの血管壁付着防止作用、動脈硬化の改善、血圧降下作用) |
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注意) |
高血圧の方はローズマリー(ハーブ、エッセンシャルオイル、共に)の使用を控えること。 |
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症状と好みに合わせて数種類をブレンドするのがおすすめです。お店で相談して、お好みのブレンドでもお楽しみ下さい。 |
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3歳以下の子どもには、やさしいハーブを少量使うのが基本です。ミント系は避けて、きびの砂糖(原料はさとうきび)やてんさい糖(原料は砂糖大根)などで甘味をプラスして飲みやすくするとよいでしょう。 |
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どのような植物の成分も一部の人にアレルギーを生じる可能性があります。また妊娠中や治療を受けている方などは、自己診断せずに、事前に医者やハーブの専門家に相談してください。
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