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人は自然や宇宙と深いつながりがある、
そういう思いの上に作成されてきた、
i−子育てネットの「月と潮のカレンダー」
今年、i−子育てネットからの提案は、
「季節感を楽しむくらし」。
四季折り折り、季節の行事を家族で取り入れ、
昔からのいわれや、こよみの言葉の意味を知り、和の心にふれる。
そういう体験の蓄積は、子どもたちの感性の発達を促し、
将来かならず、豊かな思い出、すてきな原風景となって
子どもたちの心の中に残ることでしょう。
i−子育てネット独自の「くらし歳時記」として、テーマを選りすぐり、
お伝えしたい内容をコンパクトにまとめました。
どうぞ、ご家族全員でお役立て下さい。
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季節のギャラリー |
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1月
七草粥(ななくさがゆ)
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1月7日、正月7日の朝に、無病息災を願って七種の若菜を刻み入れた「七草粥」を味わう行事が、何百年もの昔より伝えられています。
七草とはセリ、ナズナ(ペンペン草)、ゴギョウ(ハハコ草)、ハコベラ(ハコベ)、ホトケノザ、スズナ(かぶの葉)、スズシロ(大根の葉)。万葉集には七草の若菜摘みが詠われて、平安時代に七草粥が宮中の儀式となり、江戸時代になって広く行われるようになった(※)といわれます。旬の若菜を取り揃えた七草粥は正月のごちそうであり、昔は、寒い時期に芽吹く若菜の生命力が邪気を払うと、信じられていたそうです。
最近は、七草をまとめたセットなども見かけますが、手に入る範囲で組み合わせてもよいでしょう。消化のよいお粥は、この時期に疲れぎみの胃腸をいたわります。お正月も終わりに近づく7日の朝に、家族みんなでその年の健康を願いながら、七草粥を味わう。真白い粥に若菜の緑が目にも鮮やかで、年始にふさわしい行事となることでしょう。
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七草の日は、江戸時代に五節句のひとつに制定された。人日の節句(じんじつのせっく)ともいわれる。 |
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