|
人は自然や宇宙と深いつながりがある、
そういう思いの上に作成されてきた、
i−子育てネットの「月と潮のカレンダー」
今年、i−子育てネットからの提案は、
「季節感を楽しむくらし」。
四季折り折り、季節の行事を家族で取り入れ、
昔からのいわれや、こよみの言葉の意味を知り、和の心にふれる。
そういう体験の蓄積は、子どもたちの感性の発達を促し、
将来かならず、豊かな思い出、すてきな原風景となって
子どもたちの心の中に残ることでしょう。
i−子育てネット独自の「くらし歳時記」として、テーマを選りすぐり、
お伝えしたい内容をコンパクトにまとめました。
どうぞ、ご家族全員でお役立て下さい。
|
季節のギャラリー
|
|
12月
柚子湯(ゆずゆ)
|
冬至(とうじ)は、一年で夜が最も長くなる日。昔より、この日に柚子湯に入れば、一年間風邪をひかずに過ごせるといわれています。※
柚子の実を切って浴槽に入れると、さわやかな香りがひろがりますが、その精油成分には、殺菌作用や新陳代謝を活発にする働きなどがあるといわれます。柚子にはまた、肌に良いビタミンCも含まれます。年の瀬の慌ただしさを一時忘れ、柚子湯でゆっくり温まることで一年の疲れを洗い流しましょう。
冬至を境にして、太陽の日脚は次第に伸びていきます。そのため冬至は、古来、「太陽が甦る日」とされていました。つまり柚子の芳香は、「春が再び巡りくることを告げる香り」でもあるのです。
※ |
冬至かぼちゃ…風邪を引かずに寒い冬を乗り切るため、冬至にはまた、かぼちゃを食べる習慣もある。昔は、夏収穫のかぼちゃを冬まで保存して冬至の日に神前に供え、冬の貴重なビタミン源(ベータカロテンなど栄養豊富)として食べた。昔から「冬至にかぼちゃを食べると長生きする」といわれている。 |
|
|季節の素材|季節のおやつ|食の一口知識|手作りへ| |ハーブティー療法 / 今月のレシピ|
|