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くらしの歳時記、季節を楽しむ
暦について知る/ 季節の行事、季節の言葉

月と潮のカレンダー
2006
12月 師走(しわす)Shiwasu/December
  
12月の満月は5日、新月は20日です
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若潮
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中潮
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中潮
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大潮
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大潮 満月
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大潮
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大潮
大雪
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中潮
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中潮
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中潮
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中潮
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小潮 半月
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小潮
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小潮
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長潮
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若潮
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中潮
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中潮
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大潮
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大潮 新月
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大潮
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中潮
冬至
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中潮
天皇誕生日
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中潮
25
中潮
クリスマス
26
小潮
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小潮 半月
28
小潮
29
長潮
30
若潮
31
中潮
大晦日
           
※潮名は関東地区の潮時データを基にした目安。
地区により異なる。海上保安庁「潮時表」参照。
※月齢は、毎日午後9時における値。丸善「理科年表2004」参照。
満月 満月 半月 半月 半月 新月 新月

くらしの歳時記 季節を楽しむ

人は自然や宇宙と深いつながりがある、
そういう思いの上に作成されてきた、
i−子育てネットの「月と潮のカレンダー」
今年、i−子育てネットからの提案は、
「季節感を楽しむくらし」。

四季折り折り、季節の行事を家族で取り入れ、
昔からのいわれや、こよみの言葉の意味を知り、和の心にふれる。
そういう体験の蓄積は、子どもたちの感性の発達を促し、
将来かならず、豊かな思い出、すてきな原風景となって
子どもたちの心の中に残ることでしょう。
i−子育てネット独自の「くらし歳時記」として、テーマを選りすぐり、
お伝えしたい内容をコンパクトにまとめました。
どうぞ、ご家族全員でお役立て下さい。




季節のギャラリー
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12月

柚子湯(ゆずゆ)


冬至(とうじ)は、一年で夜が最も長くなる日。昔より、この日に柚子湯に入れば、一年間風邪をひかずに過ごせるといわれています。※
柚子の実を切って浴槽に入れると、さわやかな香りがひろがりますが、その精油成分には、殺菌作用や新陳代謝を活発にする働きなどがあるといわれます。柚子にはまた、肌に良いビタミンCも含まれます。年の瀬の慌ただしさを一時忘れ、柚子湯でゆっくり温まることで一年の疲れを洗い流しましょう。
冬至を境にして、太陽の日脚は次第に伸びていきます。そのため冬至は、古来、「太陽が甦る日」とされていました。つまり柚子の芳香は、「春が再び巡りくることを告げる香り」でもあるのです。


冬至かぼちゃ…風邪を引かずに寒い冬を乗り切るため、冬至にはまた、かぼちゃを食べる習慣もある。昔は、夏収穫のかぼちゃを冬まで保存して冬至の日に神前に供え、冬の貴重なビタミン源(ベータカロテンなど栄養豊富)として食べた。昔から「冬至にかぼちゃを食べると長生きする」といわれている。


季節の素材季節のおやつ食の一口知識手作りへ
ハーブティー療法 / 今月のレシピ



その他の歳時・行事

煤払い(すすはらい)
お正月の年神(としがみ)さまを迎えるために、屋内外の煤ほこりを払い清めること。年末の大掃除。昔は12月13日に煤払いをするのが慣例だった。かまどで薪(たきぎ)を焚いたので、煤がたまりやすく、掃除には新しく切り出した笹竹のほうきが使われた。「正月迎え」「事始め」ともいわれ、煤払いをしてこの日から本格的な新年の準備が始まった。現在の年末の大掃除では、昨今、昔ながらの道具も見直されつつある。ちなみに棕櫚(しゅろ=ヤシ科の常緑低木)のほうきは、細かいほこりもまとわりつき、畳が強く美しくなるという。

年越しそば
大晦日(おおみそか)に食べるそば。年越しそばの風習は江戸中期に広まったとされ、細く長いそばにあやかり、無病で長生きするよう縁起を担いだものといわれる。他にそばの切れやすさから、一年の災難や苦労をきれいさっぱり切り捨てるために食べる、などの説も。「晦(つごもり)そば」「運気そば」とも呼ばれ、残さず食べきるのが慣わし。そばは消化が良く、たんぱく質やビタミンB群などを含む。

除夜の鐘(じょやのかね)
大晦日の夜半から年が明けるまでに、寺院で鳴らす108回の鐘。108という数は、過去、現在、未来に「人間がもつ煩悩の数」とされ、これを取り除くために鐘を撞く(つく)という。また、十二ヶ月、二十四節気、七十二侯(一年を72に区切る季節の言葉)を足すと108になり、そこからきた数ともいわれる。ちなみに大晦日に神社では、大祓え(おおはらえ)が行われる。


暦について/ 季節の言葉、季節の行事
旧暦と新暦二十四節気雑節五節句


 参考文献
「親子のふれあい歳時記」 くもん子ども研究所(編) くもん出版
「暮しに生きる日本のしきたり」 丹野顯(著) 講談社
「現代歳時記」 金子兜太 黒田杏子 夏石番矢(編) 成星出版
「日本人のしきたり」 飯倉晴武(編) 青春出版社
「日本の年中行事百科」 岩井宏實(監) 河出書房新社
「日本人の『言い伝え』ものしり辞典」 矢沢永一(監) 大和出版
「伝えておきたい日本の伝統・季節の慣習」 山蔭基央(著)マネジメント社
「文化としての暦」 佐藤 幸治(著) 創言社
「日本を知る105章」 コロナ・ブックス編集部(編) 平凡社
「草木花歳時記4卷(春、夏、秋、冬)」 八尋洲東(編) 朝日新聞社
「日本の風習」 武光誠(著) 青春出版社
「年中行事を『科学』する」 永田久(著) 日本経済新聞社


<企画・編集・デザイン・撮影> CUA GIA

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