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くらしの歳時記、季節を楽しむ
暦について知る/ 季節の言葉、季節の行事

月と潮のカレンダー
2006
3月 弥生(やよい)Yayoi/March
4月へ  
3月の満月は15日、新月は29日です
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大潮
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中潮
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中潮
ひな祭り
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中潮
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中潮
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小潮
啓蟄
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小潮 半月
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小潮
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長潮
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若潮
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中潮
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中潮
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大潮
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大潮
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大潮 満月
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大潮
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中潮
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中潮
彼岸入り
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中潮
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中潮
社日
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小潮
春分の日
彼岸の中日
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小潮
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小潮 半月
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長潮
彼岸明け
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若潮
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中潮
27
中潮
28
大潮
29
大潮 新月
30
大潮
31
中潮
 
※潮名は関東地区の潮時データを基にした目安。
地区により異なる。海上保安庁「潮時表」参照。
※月齢は、毎日午後9時における値。丸善「理科年表2006」参照。
満月 満月 半月 半月 半月 新月 新月



くらしの歳時記 季節を楽しむ

人は自然や宇宙と深いつながりがある、
そういう思いの上に作成されてきた、
i−子育てネットの「月と潮のカレンダー」
今年、i−子育てネットからの提案は、
「季節感を楽しむくらし」。

四季折り折り、季節の行事を家族で取り入れ、
昔からのいわれや、こよみの言葉の意味を知り、和の心にふれる。
そういう体験の蓄積は、子どもたちの感性の発達を促し、
将来かならず、豊かな思い出、すてきな原風景となって
子どもたちの心の中に残ることでしょう。
i−子育てネット独自の「くらし歳時記」として、テーマを選りすぐり、
お伝えしたい内容をコンパクトにまとめました。
どうぞ、ご家族全員でお役立て下さい。




季節のギャラリー
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3月

お彼岸(おひがん)


昔より「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように、お彼岸を過ぎると、すごしやすい季節となります。
お彼岸とは、春分秋分)の日を中心に前後3日をあわせた7日間のことで、最初の日を彼岸入り、中心を彼岸の中日(ちゅうにち)、最後を彼岸明けといいます。昔からこの期間は、お墓参りやお寺の法要などの仏事が行われてきました。仏前には、春ならば菜の花やキンセンカ、ユキヤナギなど、秋ならば菊やリンドウなどの花を仏花にして飾り、お団子やぼた餅(おはぎ)も供えて、故人をしのびます。
春分・秋分の日は、昼と夜の長さが同じで、太陽は真西に沈みます。仏教では西に極楽浄土があるとされ、西に沈む太陽を拝んだのが先祖供養に結びついて、お彼岸のお墓参りが始まったとされています。夏のお盆と同様に、家族が集まって故人に思いをはせるものとして、今に受けつがれています。


「彼岸」は雑節のひとつで、そもそもは「理想の境地」を意味する仏教用語。一方、現世は此岸(しがん)といわれ、「此岸」から「彼岸」に至るための仏事(彼岸会=ひがんえ)が、彼岸の7日間で行われる。6日で6つの教え(波羅蜜多=はらみた)を実践して、中日に先祖が供養される。


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ハーブティー療法 / 今月のレシピ



その他の歳時・行事

ひな祭り
3月3日に、女の子の成長と幸福を祈る祭り。五節句のひとつで、上巳(じょうし)の節句ともいう。今のようにひな人形を飾るようになったのは、江戸時代から。そもそもは厄払いとして、人形(ひとがた)を川へ流す禊ぎ(みそぎ)の行事だったという。桃の節句ともいうのは、「桃の木は邪気を払う」とされたのに由来するそう。桃の花を供え、あられ、菱餅、白酒、ハマグリのお吸い物などで祝う。

お水取り
奈良・東大寺の二月堂で3月13日の未明に、井戸から1年分の霊水を汲み上げるという行法(ぎょうほう=修行)。修二会(しゅにえ)という行事の中のひとつで、752年に始まったとされ、東大寺に長く続く、春を告げる行事として知られる。

日の伴(ひのとも)
彼岸の期間は、仏事だけでなく、太陽に感謝を捧げる行事もあったという。「日の伴(ひのとも)」はそのひとつで、一日、陽光を浴びながら野山を歩き、太陽の恵みと祖先への感謝の念を表したという。やわらかな陽射しが心地よいこの時期に、昔に習い、陽光を浴びて散策を楽しみ、太陽の恵みに思いを巡らすのも一考です。

桜前線
桜・ソメイヨシノの開花日(気象庁の予測)を結んだ線。南北に長い日本を南から北へ、1ヶ月あまりかけて移動する。桜の命は短く、桜前線を頼りに、お花見が楽しまれている。開花から満開までは平均で1週間ほど。桜は日本人にとりわけ結びつきの強い花だが、はるか縄文時代より、日本に自生しているといわれる。


暦について/ 季節の言葉、季節の行事
旧暦と新暦二十四節気雑節五節句



 参考文献
「親子のふれあい歳時記」 くもん子ども研究所(編) くもん出版
「暮しに生きる日本のしきたり」 丹野顯(著) 講談社
「現代歳時記」 金子兜太 黒田杏子 夏石番矢(編) 成星出版
「日本人のしきたり」 飯倉晴武(編) 青春出版社
「日本の年中行事百科」 岩井宏實(監) 河出書房新社
「日本人の『言い伝え』ものしり辞典」 矢沢永一(監) 大和出版
「伝えておきたい日本の伝統・季節の慣習」 山蔭基央(著)マネジメント社
「文化としての暦」 佐藤 幸治(著) 創言社
「日本を知る105章」 コロナ・ブックス編集部(編) 平凡社
「草木花歳時記4卷(春、夏、秋、冬)」 八尋洲東(編) 朝日新聞社
「日本の風習」 武光誠(著) 青春出版社
「年中行事を『科学』する」 永田久(著) 日本経済新聞社


<企画・編集・デザイン・撮影> CUA GIA

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