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人は自然や宇宙と深いつながりがある、
そういう思いの上に作成されてきた、
i−子育てネットの「月と潮のカレンダー」
今年、i−子育てネットからの提案は、
「季節感を楽しむくらし」。
四季折り折り、季節の行事を家族で取り入れ、
昔からのいわれや、こよみの言葉の意味を知り、和の心にふれる。
そういう体験の蓄積は、子どもたちの感性の発達を促し、
将来かならず、豊かな思い出、すてきな原風景となって
子どもたちの心の中に残ることでしょう。
i−子育てネット独自の「くらし歳時記」として、テーマを選りすぐり、
お伝えしたい内容をコンパクトにまとめました。
どうぞ、ご家族全員でお役立て下さい。
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季節のギャラリー
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11月
紅葉狩り(もみじがり)
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秋の深まりとともに、落葉樹は赤や黄色に色付き始めます。その美しい色の移り変わりを観て楽しもうと、昔から紅葉(もみじ)狩りが行われてきました。紅葉狩りとは、山野に出かけ、紅葉(こうよう)した木々を観て楽しむこと。古く平安時代から行われたとされ、嵯峨天皇が嵐山の大堰川(おおいがわ)に舟を浮かべて紅葉を楽しんだことが伝えられています。
カサッカサッと枯れ葉を踏みしめて歩き、きれいに色付いた落ち葉を拾うのは心はずむもの。カエデ(楓)をはじめ、ハゼ(櫨)、ウルシ(漆)、ツタ(蔦)、ニシキギ(錦木)など、その葉の色や形は、実にさまざまです。冬を前に、落葉するために葉が色付くそうですが、昼夜の温度差が大きいほど、鮮やかな色になるといわれます。
紅葉は、北から始まる木々の冬支度。イロハカエデ(モミジのこと)の紅葉前線(こうようぜんせん)は、およそ50日間かけて、北から南へ、また山頂から麓へと移動していきます。紅葉前線が日本を縦断すると、いよいよ冬の到来です。ちなみに春の桜前線は、紅葉前線とは反対に、南から北へと移動していく季節の便りです。(参考:3月の「桜前線」へ)
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